原色かな手本

平安朝の仮名古筆に示される王朝人の高い美意識と洗練をつくした妙技は、まさに日本美の極致といっても過言ではありません。さらに、優美をきわめる料紙の色彩の取りあわせや華麗な下絵は、水茎のあとと相俟って典雅な品格をかもして比類がありません。これら名筆を、原寸・原色で忠実に再現し、折手本として美しい装いで大変見やすい本です。本シリーズにより、平安仮名古筆が誰にも容易に親しめることになりました。圧倒的なベストセラーです。
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