書法漢学研究 第2号 新品 [10002]

書法漢学研究 第2号 新品 [10002]

販売価格: 1,944(税込)

商品詳細

B5判並製 84頁 1色刷
定価1,890円(税込み)
ISSNコード:ISSN1882-0700

【論  考】
戦国楚簡の文字にみる〈肥筆〉に関する一考察
―《老子》乙編を主材料として― 中村伸夫
章草から見た支配階層の草隷の字形に対する 「優化選択」と「優化改造」について 李 洪智
秦 永龍
草場佩川の詩文(前編)―朝鮮通信使応接まで― 大野修作
江馬細香の書風―題画詩をめぐって― 鄭 麗芸
雲井龍雄と〈棄児行〉―杜鵑解釈をめぐって― 有馬卓也
近代日中関係史の曙―李鴻章と副島蒼海― 島 善高
【篆刻書画逸事】
呉昌碩と罌粟花 陳  波
山本竟山とその周辺〈インタビュー〉 大橋成行
【詩吟漢詩講座】
【美術館・博物館紹介】 ふくやま書道美術館 石長甲峰


中国・日本を代表する学者・研究者の書論や著作は、残念なことに 書道界ではあまり知られていません。

本来書と一体であった学(学問)にスポットを当て、文字を素材とする藝術=書のあり方を現代という時代の中で再評価し、未来に伝えていくことを目的に、年2冊のペースで「書法漢學研究」を出版されています。 

編集委員 大野修作、菅野智昭、島 善高、陳波

編集顧問 東京大学名誉教授松丸道雄先生

中国文学研究者はもちろん、書道家、篆刻家、金石家から、漢詩漢文愛好家、中国伝統文化の好きな人まで興味の尽きない内容となっています。


大野修作先生より

この度、雑誌『書法漢學研究』を発刊する目的は、明治維新以後、とくに戦後のアメリカ文化が浸透する中で、漢字文化、書道文化の衰退と言われて久しい中、その再生を願ってのことであります。具体的には実生活、日常経験に裏打ちされた、日常の漢字を用いた思考を問い直すところに主眼を置いています。

書法、漢詩文の研究論文、資料紹介を主に、漢詩の投稿なども受け入れ、漢字、書道文化を活性化できればと思っています。漢詩文を自分で作り、それを書に表現できたら広い世界が開けますし、それを具現化できる場の提供を目指しております。

ご賛同頂けるようでしたら、是非ともご購読いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

他の写真

Facebookコメント

レビュー

0件のレビュー