書法漢学研究 第5号 新品 [10005]

書法漢学研究 第5号 新品 [10005]

販売価格: 1,944(税込)

商品詳細

B5判並製 72頁 1色刷
定価1,890円(税込み)
ISSNコード:ISSN1882-0700

論  考】
柳宗元と劉禹錫の「論書絶句」八首 下定雅弘
独立の「斯文大本」と「臨池述意」 大野修作
水戸志士の咆哮 ― 狂挙をささえるもの ― 有馬卓也
【研究ノート】
師元山房夜談 ― 今は亡き啓功先生の面影 ― 内田誠一
印人・園田湖城 ― 『印印』社友を通して ― 眞鍋井蛙
顔真卿・大唐中興頌 ― 黄庭堅が凍雨のなか摩沙した摩崖碑 ― 牛丸好一


中国・日本を代表する学者・研究者の書論や著作は、残念なことに 書道界ではあまり知られていません。

本来書と一体であった学(学問)にスポットを当て、文字を素材とする藝術=書のあり方を現代という時代の中で再評価し、未来に伝えていくことを目的に、年2冊のペースで「書法漢學研究」を出版されています。 

編集委員 大野修作、菅野智昭、島 善高、陳波

編集顧問 東京大学名誉教授松丸道雄先生

中国文学研究者はもちろん、書道家、篆刻家、金石家から、漢詩漢文愛好家、中国伝統文化の好きな人まで興味の尽きない内容となっています。


大野修作先生より

この度、雑誌『書法漢學研究』を発刊する目的は、明治維新以後、とくに戦後のアメリカ文化が浸透する中で、漢字文化、書道文化の衰退と言われて久しい中、その再生を願ってのことであります。具体的には実生活、日常経験に裏打ちされた、日常の漢字を用いた思考を問い直すところに主眼を置いています。

書法、漢詩文の研究論文、資料紹介を主に、漢詩の投稿なども受け入れ、漢字、書道文化を活性化できればと思っています。漢詩文を自分で作り、それを書に表現できたら広い世界が開けますし、それを具現化できる場の提供を目指しております。

ご賛同頂けるようでしたら、是非ともご購読いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

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